企業向けApple製品管理を手がけるJamf Japan合同会社と、セキュリティ会社のレイ・イージス・ジャパンは、モバイルデバイス向けセキュリティ監視サービス「Ray-SOC for Jamf」を2025年12月16日に提供開始します。Jamfのセキュリティ製品「Jamf Protect」で検知した脅威を、レイ・イージス・ジャパンの専門チームが24時間365日体制で監視・分析し、対応策を提示する仕組みです。
背景には、世界のWeb閲覧の約62%がモバイル経由となる中、フィッシングやSMSを悪用した「スミッシング」、マルウェア、不正アプリなど、モバイルを狙う攻撃が急増している状況があります。モバイル脅威防御(MTD)は重要性を増していますが、導入企業には継続的な監視や分析を担う専門人材と運用体制が必要となり、多くの組織で負担が課題になっていました。
「Ray-SOC for Jamf」は、Jamf Protectからのログや検知情報を基に、モバイルに特化した独自の分析基盤で脅威を精査し、影響範囲の特定や推奨対応の報告までを一括提供します。既存のJamf環境にシームレスに統合できるため、Appleデバイスの一元管理とセキュリティ監視を組み合わせ、運用負荷を抑えながら高度な防御体制を構築できる点が特徴です。
今後は、ゼロトラスト(常に検証する前提のセキュリティモデル)やリモートワークの定着により、社外から社内システムに接続するモバイル端末の安全性が一層重視されるとみられます。本サービスが、日本企業のモバイルセキュリティ運用を外部専門家に委ねる「マネージドSOC」活用の動きを後押しするかが注目されます。
【サービス情報】
サービス名 Ray-SOC for Jamf
提供開始日 2025年12月16日
提供・販売元 株式会社レイ・イージス・ジャパン
詳細ページ https://www-stg.rayaegis.co.jp/lp/raysocforjamf-251105/
source: PR TIMES
