公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA、東京)は「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.27」で、ゴールドセレクション5点を含む計59点の製品を選定したと公表しました。応募推薦は2025年7月1日〜8月17日に募集し、推薦数は354件でした。

同セレクションは、国内で流通する製品の中から、社会的影響や革新的な機能・造形などを基準に優れたインダストリアルデザインを選ぶ取り組みで、1998年開始、今回が27回目。会員デザイナーの評価に加え一般推薦も取り入れ、単なる優劣を競うコンペではなく、次世代へ伝える「文化的資源」としての位置づけを強めています。

審査は8月20日〜28日の事前投票、8月30日の審査会、10月14日の特別審査を経て決定。ゴールドには医療機器「Aquilion Rise」、オーディオ機器「TP-7」、カメラ「Sigma BF」、浴室関連「bathtope」、車両「フリード エアー/クロスター」が選ばれました。JIDAは今後、「社会に効くデザイン」を掲げ、展示や図録、専用サイトでの公開を通じて発信を強める方針です。

【関連情報】

選定製品一覧(JIDAデザインミュージアム専用サイト) https://jida-museum.jp/information/kGLJR6Rd

JIDAデザインミュージアム https://jida-museum.jp/

JIDA公式サイト https://www.jida.or.jp

source: PR TIMES

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