JVCケンウッドは2025年のCDP調査で「気候変動」分野の最高評価となるAスコアを獲得し、Aリスト企業に初めて選定されました。CDPは環境情報開示の国際的枠組みで、2025年は世界で2万2,100社超が情報を開示しています。

CDPの評価はD-からAまでの8段階で、Aスコアは環境リスクへの対応を主導する企業に与えられます。参考として、同社が示した情報によれば2024年度は「気候変動」分野のAリストが評価対象企業の上位約2%でした。

同社は中期経営計画「VISION2025」に基づき、環境基本方針「JKグリーン2030」を策定し、2050年カーボンニュートラルに向けた温室効果ガス(GHG)削減目標と進捗管理を行っています。GHGは二酸化炭素など地球温暖化を進める気体で、Scope1・2・3(自社直接、購入電力、取引先を含む間接排出)まで排出量を報告するとしています。今回の評価では、気候移行計画の推進、再生可能エネルギー利用の増加、ガバナンス体制強化などが要因とされました。今後は統合報告書やウェブでの開示を継続し、目標達成に向けた取り組みを進める方針です。

【関連情報】

JVCケンウッド サステナビリティサイト https://www.jvckenwood.com/

CDP公式サイト https://www.cdp.net/

source: PR TIMES

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