東京・千代田区の登録有形文化財「kudan house」で、キュレーター遠藤水城が手がける展覧会「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」が2026年1月23日〜2月8日に開かれます。会期中、雨宮庸介の新作VRは30分ごとに16人が鑑賞でき、各枠8人までオンライン優先予約枠を用意します。
川端康成(1968年)と大江健三郎(1994年)のノーベル文学賞受賞講演を手がかりに、日本の近現代史と美術を重ねて読み解く構成です。李朝白磁、明治期の浮世絵師・小林清親の木版画(光と戦争の関係)、戦後美術、日本美術会創立声明に署名した作家群の作品、五月女哲平の新作抽象絵画、長時間映像の上映など複数パートで展開します。会期中は3階バルコニーを開放した期間限定カフェも設けます。
同会場では約20軒のギャラリーが参加するアートフェアも2月13日〜15日に予定され、展覧会と併せて来場機会の拡大が見込まれます。
【イベント情報】
会場:kudan house(東京都千代田区九段北1-15-9)
会期:2026年1月23日(金)〜2月8日(日)
時間:平日11:00-19:15/土日10:00-19:15(最終入場18:30)
チケット:Exhibition Pass 前売2,500円/当日3,000円、VIP Pass 20,000円ほか(税込)
公式:https://curation-fair.com/tokyo2026
source: PR TIMES
