出版社や著者のPDFを、固定レイアウト型EPUBに変換する制作支援サービス「Sharelot Publishing Support」が12月18日に始まりました。基本料金は2プランで、Sharelot先行配信プランは1冊2,000円+20円/ページ(税別)で、100ページなら4,000円(税別)。汎用EPUBプランは1冊8,000円+40円/ページ(税別)で、100ページなら12,000円(税別)です。提供元は東京都墨田区のMOCHIです。
同社は、取次委託で自社にEPUBデータが残らない、紙とPDFはあるが電子化の体制・予算がない、といった課題が未解決のまま電子書籍化されていない既刊が多いとし、PDFだけで電子化できる導線を用意しました。対象はトンボや塗り足しのない販売用PDFで、ページを画像配置する方式のため、図表や段組など紙面再現を優先する用途に向きます。画像解像度は300dpiで、希望があれば追加料金なしで引き上げに対応。目次設定やメタデータ設定、ページ抜け・順序、実機表示の確認も制作工程に含めるとしています。
今後は、既刊単冊からシリーズ、定期刊行物まで案件規模を問わず受け付け、先行配信型で需要検証をしながら電子化を広げる選択肢が増える見通しです。
【商品情報】
Sharelot Publishing Support
提供開始日:2025年12月18日
サービスURL:https://sharelot.jp/publishing-support
source: PR TIMES
