投信評価会社のNTTデータ・エービック(東京都港区)は、25年以上提供してきた投信評価データベース「Fund Monitor」を全面リニューアルし、新サービス「投信評価データサービス Fund Monitor」として提供を開始しました。分析基盤をクラウド(AWS)に移行し、可視化ツールのMicrosoft Power BIを採用することで、国内公募投信データの評価・分析を従来より柔軟かつ高速に行える体制を整えたとしています。

新サービスは、分析向けの「Fund Monitor BI」に加え、評価レポート提供の「Fund Monitor RP」、CSV形式でデータを提供する「Fund Monitor DF」の3体系に再構築されました。金融機関は、銘柄選定から顧客向け資料作成、社内システムとのデータ連携まで、一貫して同社の投信評価データを活用できるのが特徴です。長年蓄積した国内公募投信データベースを用い、市況変動時の情報把握やファンド比較分析を効率化し、販売担当者の判断力と説明力の向上に資する狙いがあります。

既存の主要サービス利用金融機関には、「Fund Monitor BI」「Fund Monitor RP」を優待条件で提供しており、同社サイトから申込と問い合わせを受け付けています。クラウド移行により機能拡張やデータ提供形態の追加が容易になるため、今後は金融機関のDXニーズに応じた分析テンプレートやレポート機能の高度化が進むとみられます。

【サービス情報】

投信評価データサービス「Fund Monitor」

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source: PR TIMES

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