熊本県益城町の教育施設「くまもとSDGsミライパーク」は、学生のSDGsプロジェクトを育成し企業連携へつなぐ新企画を始め、第一弾として東海大学の「紡ぎで紡ぐ羊プロジェクト」を支援した。施設内SDGsショップに常設の販売スペースを設け、廃棄羊毛を加工したマスコットやコースターなどを販売する。売上金の寄付先は公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金とし、関係者が集まった目録贈呈式を2025年12月16日に行った。プロジェクトは2024年から活動し、毛刈りで出る羊毛の再活用に加え、玉ねぎの皮など学内から出る廃棄物で染色する点が特徴だ。背景には、肥後銀行と東海大学が2024年8月に包括連携協定を結んだことがある。ミライパークは今後、展示・物販や研究発表の場の提供など支援対象を広げ、空港隣接の常設拠点として学生と企業・自治体の接点づくりを進める。

【施設情報】

くまもとSDGsミライパーク

熊本県上益城郡益城町大字小谷1802-2(阿蘇くまもと空港 そらよかビジターセンター)

営業時間 9:00~19:00 年中無休

入館料 500円(小学生以上、ショップは無料)

公式サイト https://www.higobank.co.jp/business/miraipark/

source: PR TIMES

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