茨城県つくば市で、医療機関の診療時間外にスマートフォンを使って医師に相談できる「つくば市休日夜間デジタル急患センター」の対象が拡大されました。これまで小児のみだった対象を、2025年12月1日から全ての市民に広げ、全年齢でオンライン医療相談とオンライン診療を利用できるようにしています。
サービスは、株式会社リーバーが提供する遠隔医療アプリ「LEBER(リーバー)」を活用し、休日・夜間に自宅などから医師へ症状を相談できる仕組みです。登録医師は全国で440人以上おり、24時間365日対応可能な体制を整えていることから、発熱やけが、メンタルヘルスの不調など、受診すべきか迷う場合の判断材料として役立つとされています。つくば市では2024年12月25日から小児向け事業として運用してきましたが、利用実績やニーズを踏まえ、全年齢に拡大しました。
同社のアプリは、全国46市町村で住民向けの医療インフラとして導入が進んでおり、教育機関向けや企業向けのサービスも展開されています。高齢化や医師偏在が課題となる中、デジタルを活用した相談窓口の拡充により、救急外来の混雑緩和や、早期の受診・相談につながるかが今後の焦点です。利用にはアプリ登録が必要で、対象や利用時間などの具体的な条件は、つくば市公式サイトで確認する必要があります。
【サービス情報】
つくば市休日夜間デジタル急患センター
内容 遠隔医療アプリLEBERによる休日夜間の医療相談・オンライン診療
対象 つくば市民(全年齢)
詳細 つくば市公式サイト「つくば市休日夜間デジタル急患センター」案内ページ参照
source: PR TIMES
