DX・IT人材支援のアクセラリージェンシー(東京都渋谷区、代表取締役:山田啓太)は2025年12月15日、エンジニアと顧客の健全な協働環境を目的に「カスタマーハラスメント対策方針」を策定し、運用を始めた。対象はIT・システム開発やSES(システムエンジニアリングサービス)で起きやすい契約外作業の強要、威圧的・侮辱的言動などとする。方針では、①契約範囲を逸脱した業務強要、人格否定を含む叱責、社会通念を超える要求、執拗な連絡、私的要求などをカスハラと定義。②現場に負担を集中させないため管理責任者・営業・経営層が介入するエスカレーション(段階的な上申)ルートを整備し、業務範囲の再定義や契約見直し、取引条件の協議を行う。③改善しない場合はプロジェクト中断や契約解除も検討する。今後は期待値調整や業務範囲の明文化、定期コミュニケーションを通じ、対立ではなく持続可能な取引関係の構築を目指す。
source: PR TIMES