アクセルスペース（東京都中央区）は12月15日、JAXAが進める宇宙戦略基金事業の「国内打ち上げ調整に関する軌道上実証機関登録リスト」に登録され、優先順位1グループに入ったと発表しました。優先順位1は「国内打ち上げ原則」に基づき、打ち上げまでの技術調整を国内で完結する前提で、軌道上（宇宙空間）での実証サービスを提供できる枠組みです。宇宙戦略基金は「輸送」「衛星等」「探査等」の3分野で、複数年度（最大10年）の支援を行います。同社は小型衛星を使う軌道上実証サービス「AxelLiner Laboratory」を2024年に示しており、2026年にはASPINAシナノケンシと共同開発したリアクションホイール（衛星の姿勢制御機器）の実証を予定しています。登録を踏まえ、国内での実証機会の提供拡大が焦点になります。
【関連情報／企業情報】
株式会社アクセルスペース（Axelspace）公式サイト https://www.axelspace.com/ja/
ニュース（本件） https://www.axelspace.com/ja/news/spacestrategyfund-onorbitdemo
source: PR TIMES