大阪市に本社を置くアースインフィニティは、2026年7月期第1四半期決算で売上高18億円(前年同期比+15.7%)、営業利益2.4億円(同+427.2%)を計上し、四半期ベースで過去最高水準の業績となりました。売上・利益ともに大幅な伸びとなり、新年度は好スタートとなります。

同社は電力などエネルギー関連サービスを展開しており、前期第4四半期から強化してきた顧客獲得施策が奏功しました。契約件数が堅調に増加したことで売上規模が拡大し、同時に販売管理費などのコスト効率が改善した結果、営業利益率が大きく向上しています。営業利益は前年同期比で4倍超に膨らみ、収益構造の転換が数値として表れた形です。

中長期的には「売上高100億円規模の企業」への成長を掲げており、今期1Qの2桁増収・大幅増益は、その進捗を裏付ける指標と位置づけられています。一方で、電力市場を含むエネルギー関連の事業環境は価格変動や規制動向など不確実性も残るため、同社は事業基盤の強化とリスク管理を並行して進める方針です。

前期には配当増額と中間配当の新設を行っており、業績成長を株主還元に反映させる姿勢も示しました。今後は、顧客基盤の一層の拡大と収益性の向上をどこまで両立できるかが、100億円企業への到達時期や還元余地を左右するとみられます。

【決算関連情報】

2026年7月期第1四半期 決算短信

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS97375/05b462ec/fddb/43fb/a7c4/12a8a3ca3c0c/140120251211518115.pdf

2026年7月期第1四半期 決算補足説明資料

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS97375/c11829da/d16a/436f/8695/282f87e63d3a/140120251211518106.pdf

source: PR TIMES

Share.