東京・お台場の日本科学未来館は、イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face in JAPAN」を2026年1月10日(土)13時~15時に開催します。会場は7階未来館ホールで、定員は事前申込制・先着順の250人、参加費と入館料はいずれも無料です。オープニングでは、来場者全員で紙飛行機を一斉に飛ばす恒例企画が行われます。
イグ・ノーベル賞は「人々を笑わせ、そして考えさせる研究」をたたえる賞で、毎年約10組に授与され、2025年で35回目を迎えます。日本人は19年連続で選出されており、日本での知名度も高まっています。「Ig Nobel Face-to-Face」は2023年に米国で始まった対面イベントで、日本科学未来館での開催は今回が3回目となります。2025年からは英国・ドイツ・フランスなど欧州でも展開が広がっています。
当日は、「シマウマ模様の塗装で牛を吸血昆虫から守る研究」で2025年イグ・ノーベル生理学賞を受賞した兒嶋朋貴氏、「電気を流す箸やストローで味を変える実験」で2023年栄養学賞を受賞した宮下芳明氏、「雄と雌で生殖器の形が逆転した昆虫の発見」で2017年生物学賞を受賞した吉澤和徳氏が登壇します。さらに、「ニュートリノ振動の発見」により2015年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏も参加し、研究内容の解説や、研究を志したきっかけ、科学の魅力を語ります。
プログラムは紙飛行機とばしに続き、登壇者によるスピーチ、第2部の対談「ヒトはなぜ科学をするのか?」、公式グッズや受賞者サイン入り品が当たる抽選会と続きます。主催者は、素朴な疑問から始まる研究の面白さを伝え、科学技術への関心を幅広い世代に広げる効果が見込まれるとみています。
【イベント情報】
イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face in JAPAN」
日本科学未来館 未来館ホール(東京都江東区青海2-3-6)
開催日時:2026年1月10日(土)13:00~15:00
定員:250人(事前申込・先着順)
イベント詳細:https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202601104345.html
source: PR TIMES
