兵庫県西宮市の職業体験施設「キッザニア甲子園」に12月16日、東横インがスポンサーの「ホテル」パビリオンが開設されました。体験は「ホテリエ（フロント業務）」と「メイクスタッフ（ベッドメイクなど客室清掃）」の2種類で、各約30分、定員は各4人、仕事の対価として施設内通貨10キッゾとIDカードが渡されます。
オープニングセレモニーでは、キッザニア甲子園の「こども議会」メンバーが司会や撮影を担当し、パビリオン内の様子を中継で紹介しました。ホテル評論家の瀧澤信秋氏もホテリエ業務を特別体験し、ベッドメイクなど現場作業の負荷に触れつつ、体験を通じて「おもてなし＝相手を思いやる気持ち」を生活にも生かしてほしいと語っています。
KCJ GROUPによると、国内のキッザニア3施設（東京・甲子園・福岡）で「ホテル」パビリオンが3日連続でオープンするのは国内初で、世界17か国26拠点のキッザニア全体でも例が少ない取り組みだとしています。今後は来場する子どもが、接客と清掃を含むホテル運営の分業と連携を学び、ホスピタリティやチームワークの理解を深める機会として定着するかが焦点になります。
【施設情報】
キッザニア甲子園（兵庫県西宮市）
パビリオン名：ホテル
オープン日：2025年12月16日（火）第2部（18時～）
source: PR TIMES