ショート動画を見た後、紹介された商品・サービスを検索するなど購買に向けた行動を取った人が40.0%だった。広告動画と認識していても「内容がおもしろければ最後まで見る」は28.8%で、条件次第で最後まで見る人の合計は51.5%に達した。企業のSNSマーケティング支援を手がけるコムニコが、Instagram・TikTok・YouTube利用者の全国18~69歳男女600人を対象に2025年10月に調べた。視聴目的は「暇つぶし」が80.2%で、「暇つぶしのみ」も44.1%と、情報収集より余白時間消費の色合いが強い。一方で、最後まで見たい動画は「内容に興味・関心がある」が最多で、「短く簡潔でテンポがよい」が続いた。ショート動画は購買の直接導線になり得る一方、面白さとテンポ、誰に向けるかの明確化が視聴完走の鍵になりそうだ。今後、短尺動画を前提にした訴求設計と効果測定の重要性が増すとみられる。
【調査情報】
調査名:ショート動画視聴と購買行動に関する意識調査
対象:全国18~69歳の男女600名(Instagram/TikTok/YouTube利用者)
方法:インターネットリサーチ
期間:2025年10月28日~10月29日
source: PR TIMES
