シーイーシーは12月18日、製造業に特化した「AIエージェント構築支援」の提供を始めた。データ整備から企画・開発・導入・運用までを一貫して支援し、企業のAI成熟度(活用の定着度合い)に応じて段階的に進める。あわせて同社は、2027年までにデータ・AI関連事業の売上高40億円を目指す。
背景には、AIエージェント(自律的に業務を進めるAI)の導入が広がる一方、現場知見に基づく課題整理や継続的な調整が不足すると効果が出にくい点がある。サービスは①企画支援②構築支援③運用支援の3メニューで、品質管理の異常検知、技能継承、設備保全の作業指示自動化、チャットでの問い合わせ対応などを想定する。振動・温度などIoTセンサーのデータ監視や、工場設備の稼働監視サービス「Facteye」と連携したヘルプチャット構築も例示した。価格は個別見積。今後は導入対象の範囲を広げ、製造現場の自動化と運用定着を軸に活用を拡大する見通し。
【商品情報】
AIエージェント構築支援 製品サイト https://www.cec-ltd.co.jp/promotion/connected/aisol/
source: PR TIMES
