一般社団法人日本優良ビルダー普及協会(東京都港区)は12月10日、工務店向け「スマート・オフ・グリッド・ハウス戦略セミナー」を会場とオンラインで開き、参加者は計43人だった。テーマは太陽光発電と蓄電池、AI制御を組み合わせ、エネルギー自給率100%を目指す住宅モデルの導入策で、講師はエスイーエーの加藤善一氏が務めた。

同協会は冒頭で、概念の中核を①省エネ②創エネ③蓄エネ④AI制御の4要素と説明し、電力会社への依存を最小限にする「完全自立型」をうたう。加藤氏は住宅業界で「集客が難しく契約に至りにくい」状況を課題に挙げ、商談初回で強い訴求ができる商品設計が重要だと述べた。

後半は明工建設の仁藤衛氏も登壇し、DR(需要側の電力調整)補助金、正圧換気など健康配慮の仕様、導入事例を交え営業・実務面を議論。今後は省エネ規制や電力コスト意識の高まりを背景に、提案の標準化が進む可能性がある。

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source: PR TIMES

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