スリランカ中西部チラウでサイクロン被害の医療支援に当たっていた国際緊急援助隊(JDR)医療チーム31人が、2025年12月16日に全員無事に帰国しました。活動期間は12月4日から14日までの12日間で、診療実績は計1,255件です。
現地では診療テント内が40度を超えることもあり、猛暑に加えて突然の大雨でテントが浸水するなど厳しい環境下での対応となりました。派遣はスリランカ政府からの要請を受けたもので、日本側は現地医療機能が回復してきている状況を踏まえ、後続チームの派遣は行わず支援をいったん終了する判断を示しています。
JDRは海外の大規模災害時に日本政府の決定で派遣される枠組みで、医療・救助などの活動を担います。今後は現地の復旧状況に応じ、必要な支援の形が連携先との調整で検討される見通しです。
source: PR TIMES
