ソニー株式会社エンタープライズソリューション事業部が提供するワンタッチ警備記録システム「パトログ」が、警備業界に加え清掃や介護、建設現場などで利用が広がっています。スマートフォンと非接触ICカードだけで出退勤や巡回の記録ができ、電源や設置工事が不要な点が評価されており、ソニーは公式サイトで新機能や導入事例を公開しました。
パトログは、現場に設置したICカードにスタッフがスマートフォンをタッチすることで、出退勤や巡回履歴をクラウド上に記録する仕組みです。記録データはリアルタイムで共有され、管理画面の地図上で状況を把握できます。予定時刻までに出勤記録がない場合にはアラート表示で遅刻や欠員を通知し、管理者の対応を迅速化します。
複数企業から多くのスタッフが集まる期間限定大型イベントでは、雇用形態や勤務パターンが多様で勤怠管理が煩雑になりがちです。パトログは工事不要で短期間に導入できるほか、直感的な操作で言語に依存しにくい画面設計とし、管理部門の教育負担を抑えられる点がメリットとされています。
10月に閉幕した2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場清掃業務でもパトログが活用され、大量の清掃員のシフト管理や欠員把握の効率化に寄与した事例が公式サイトで紹介されています。こうした実績公開により、今後も警備や清掃に限らず、短期イベントや多拠点運営を行う事業者での導入検討が進むとみられます。
【サービス情報】
パトログ公式サイト
パトログ導入事例「大阪・関西万博 清掃業務」紹介ページ
パトログ紹介動画
source: PR TIMES
