EDI(電子データ交換)ソフトウェア大手の株式会社データ・アプリケーション(DAL、東証スタンダード:3848)は、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組み指標「D&I AWARD 2025」で、81点以上の企業に与えられる最高評価「ベストワークプレイス」に認定されました。D&I AWARDには2024年度に710社が参加しており、日本最大級のD&I評価プログラムとされています。

D&I AWARDは、株式会社JobRainbowが独自開発した100点満点の「ダイバーシティスコア」により、企業の取り組みを総合評価する制度です。評価軸は「ジェンダー」「LGBTQ+」「障害」「多文化共生」「育児・介護」の5分野で、ベストワークプレイス認定企業は「国内外で高水準のD&I推進に取り組む企業」と位置づけられます。

DALは社会インフラを支えるデータ連携ソフト「ACMSシリーズ」などを3,004社・15,192サイト(2024年3月末時点)に提供する一方、中期経営計画で人的資本経営を事業戦略に位置づけ、多様性を企業価値の源泉とみなしています。具体策として、リモートワーク推進、フルフレックス、副業・兼業制度の導入など、社員が個性や能力を発揮しやすい環境整備を進めてきました。

同社は今後もSDGsの重要課題と位置づけるDE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進を継続し、「データと一緒にワクワクする未来へ!」というビジョンのもと、人材と企業の双方が成長する職場づくりを強化するとしています。D&I評価指標の普及が進む中、同社の取り組みが他のIT企業へ波及するかが注目されます。

【企業情報】

株式会社データ・アプリケーション

本社:東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー27階

設立:1982年9月

事業:データ連携ソフトウェア「ACMSシリーズ」などの開発・販売

source: PR TIMES

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