バリューコマースは12月18日、購買データや会員基盤など1st Partyデータを用いた成果報酬型の広告配信ソリューション「リワードDSP」の提供開始を明らかにしました。2026年1月から順次テストマーケティングを始め、効果検証を進めます。狙いは、コマースメディア側の「広告収益とGMV(流通総額)成長の両立」と、広告主側の「CPA(顧客獲得単価)上昇」や高意欲ユーザーへの到達難を同時に改善することです。
同サービスは、バーチャルポイントモール「ポイクリ」に広告を掲載し、複数の会員組織やリテールサイトのユーザーを束ねて最適配信するDSP(広告を自動で買い付け配信する仕組み)として設計。購買データや検索行動を基に、購入直前層など目的意識の高い層へ届けるとしています。ユーザー行動に応じてポイント還元(リワード)を組み合わせ、意思決定を後押ししつつ、ROAS(広告費用対効果)やCPAで投資対効果を把握できる点も特徴に挙げました。配信技術は日本特許第6824077号を取得済みです。
今後は自社サービスでのテスト運用を通じ、ネットワークの拡張や運用モデルを検証し、リワード広告のプラットフォーム機能強化につなげる方針です。
【商品情報】
リワードDSP(成果報酬型DSP)
テストマーケティング開始:2026年1月(順次)
公式情報:https://www.valuecommerce.co.jp/news/c_press/6480/
source: PR TIMES
