ファミリーマートの値下げ告知「涙目シール」が、環境省主催の第13回グッドライフアワードで「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞しました。2025年3月に全国展開し、全店実施で年間約3,000トンの食品ロス削減が見込まれ、2025年度上期の店舗廃棄量は前年同期比約5%減でした。
「涙目シール」は値下げ額に加え「たすけてください」と涙目キャラクターを表示し、消費期限が迫った商品の購入を感情に訴えて後押しします。2024年10月の実証で従来シールより購入率が上昇し、値下げ品購入の心理的ハードルを下げる効果が示されました。前段として2021年7月にバーコード付き値下げ「ファミマのエコ割」を導入、2024年3月に現行デザインへ更新しています。
デザイン面でも、65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでPRゴールド・デザインシルバー・ブランデッドコミュニケーションブロンズ、PRアワード2025でシルバーを受賞(The Breakthrough Company GOと共同)しました。
今後は2025年10月に開始したイラストのフリー素材化により、パン・肉・魚・ケーキの4種を含め社会実装が進む可能性があります。採用が広がれば削減効果の拡大が期待されます。同社は「ファミマecoビジョン2050」で食品ロスを2030年50%、2050年80%削減を目標に掲げ、施策の横展開を進めます。
【関連情報】
グッドライフアワード 公式サイト https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/
ファミリーマート 食品ロス削減の取り組み https://www.family.co.jp/sustainability/material_issues/environment/circulation.html
ファミマecoビジョン2050 https://www.family.co.jp/sustainability/ecovision.html
source: PR TIMES
