フォーカスシステムズは12月15日、自己株式取得を決めました。取得上限は48万株(発行済株式数〈自己株式除く〉1512万8480株の3.17%)で、取得総額は上限11億円、期間は2025年12月16日〜2026年3月31日です。

目的は資本効率の向上と株主還元の拡充です。取得方法は、立会外買付取引ToSTNeT-3による市場買付けと、取引一任方式による東京証券取引所での市場買付けを用います。ToSTNeT-3は、取引所の立会外で行う一括売買の仕組みです。

同社は10月27日に、資本コストや株価を意識した経営として、成長投資・財務健全性・株主還元のバランスを重視する方針を示しており、今回の取得はその枠組みの一環と位置づけられます。今後は取得の進捗と株式需給、資本政策の継続性が焦点になりそうです。

source: PR TIMES

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