全国で100店舗を超える女性専用マシンピラティススタジオ「pilates K」が、AI姿勢分析システム「カルティ シセイカルテ」を新店舗オープニングイベントで導入しました。タブレットで数枚の写真を撮影するだけで姿勢を数値化し、スコアやグラフで見える化する仕組みで、今後は来店動機の強化や入会率向上への効果が注目されています。

運営会社のLOIVEは、2025年7月時点で5ブランド・全国180店舗以上を展開し、そのうちpilates Kは100店舗を突破しています。一方で、マシンピラティス未経験者には「器具が難しそう」といった心理的ハードルがあり、新店オープン時の入会躊躇が課題でした。LOIVEが中高年向けスタジオ「ノビーストレッチ」で2023年から同システムを先行活用したところ、姿勢や歩行状態のスコア提示により通うモチベーションが上がり、解約率の低下につながったことが導入判断の根拠になりました。

pilates Kでは、イベント来場者が無料で姿勢測定を体験し、自身の歪みや改善すべき部位を一目で把握できます。AIは未来の姿勢や歩行の傾向も推定し、歩行速度や歩幅、バランス、転倒リスクなどを数値化。スタッフはその結果をもとに個々の課題に合わせたエクササイズを提案しやすくなり、レッスン内容の説得力向上にもつながっているといいます。

今後はpilates Kでの導入店舗拡大や、LOIVEの他ブランドへの展開によって、AIを活用した「見えるカウンセリング」がフィットネス業界全体に広がる可能性があります。一方で、入会継続率や客単価といった具体的な数値効果の蓄積が、AI導入の投資対効果を測る指標として重要になりそうです。

【サービス情報】

カルティ シセイカルテ AI姿勢分析機能

https://kartie-cloud.jp/shisei-karte/

カルティ シセイカルテ AI歩行分析機能

https://kartie-cloud.jp/motion/

株式会社LOIVE コーポレートサイト

https://loive.co.jp/

株式会社Sapeet コーポレートサイト

https://sapeet.com/

source: PR TIMES

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