メタウォーター株式会社が代表を務める共同事業体「メタ・周南総合・銭谷 特定業務共同企業体」は、山口県周南市のリサイクルプラザ「ペガサス」の長期包括的運転管理業務第2期を受注しました。契約金額は税込50億2,040万円、事業期間は2026年4月1日から2036年3月31日までの10年間です。

対象施設のペガサスは、2011年4月に竣工し、周南市内で収集された資源ごみを選別・圧縮・梱包するほか、燃やせないごみや不燃性粗大ごみから資源物を回収し再資源化する役割を担っています。処理能力は5時間あたり80トンで、燃やせないごみ24トン、不燃性粗大ごみ1トン、ビン・缶類11トン、ペットボトル2トン、プラスチック製容器包装25トン、その他プラスチック11トン、可燃性粗大ごみ1トン、ガラス陶器類2トンなど、多様な品目に対応しています。

同JVは2014年2月から第1期業務として約12年間、運転管理や点検、補修、更新、計量、用役管理、ストックヤード管理などを実施してきました。施設では、設備情報や運転データを一元管理・共有するメタウォーター独自のクラウド型プラットフォーム「WBC(ウォーター・ビジネス・クラウド)」が導入されており、長期的な運営の効率化と安定化に寄与しているとみられます。

今後10年間の第2期では、上下水道・リサイクル施設の運転維持管理で蓄積したノウハウとデジタル基盤を生かし、資源循環型社会の推進と地域インフラの持続的運営がどこまで両立できるかが焦点となります。

source: PR TIMES

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