東京都渋谷区の包装機メーカー・株式会社ヤマツジは、中小企業や小規模事業者を対象に、国の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(上限最大約3,000万円、補助率1/2~2/3)を活用したカップシーラー導入支援を始めました。数百万円規模のロータリーシール機などを、補助金を使うことで実質負担を大きく抑えながら導入できる体制を整えたとしています。

背景には、食品工場や小規模製造現場での人手不足・人件費高騰があり、デザートや惣菜などの包装作業を省力化したい需要が増えています。一方で、中小企業にとって数百万円の設備投資は重く、国の補助金制度を知らない、あるいは申請手続きの負担から導入を見送るケースも多いとされています。

ヤマツジは創業50年で累計3,000台以上のカップシーラーを納入してきた実績があり、補助金申請の専門家と連携しながら、設備選定、事業計画の作成、申請、採択後の設置・試運転までをワンストップで支援します。対象設備の中心となるロータリーシール機は、1時間あたり約700~1,800個の中ロット生産に対応し、コンパクト設計やガス置換包装(MAP)対応機種によって、省スペースと品質保持を両立できる点が特徴です。

ものづくり補助金は、製造業だけでなく商業・サービス業も対象で、22次公募は2025年10月24日から2026年1月30日までの予定とされています。今後も食品分野を中心に、補助金制度を活用した自動化投資の広がりが見込まれますが、採択には明確な生産性向上計画が求められるため、ヤマツジのような専門支援の重要性が一段と高まりそうです。

【補助金・商品情報】

ものづくり補助金概要:補助率 中小企業1/2・小規模事業者2/3、上限約2,500万~3,000万円

ものづくり補助金公式サイト:https://seisansei.smrj.go.jp/subsidy_guide/subsidy_info/manufacturing_subsidy.html

株式会社ヤマツジ 公式サイト:https://yamatsuji.com/

問い合わせフォーム:https://yamatsuji.com/contact/

source: PR TIMES

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