ヴィーナスレーザー株式会社(東京都台東区)は、SPI方式LEDテープ向け制御ユニット「BC-204」「BC-216」の取り扱いを開始しました。店舗内装や壁面照明などで使われるLEDテープを対象に、ネットワーク照明制御規格ArtNet経由で1ドット単位の制御ができ、DMX512信号出力にも対応するのが特徴です。税別価格は4出力モデル「BC-204」が79,800円、16出力モデル「BC-216」が148,000円です。
両モデルは共通してDC5〜24Vに対応し、ArtNet入力を搭載、使用温度範囲はマイナス20〜55℃です。対応ICチップは2811やAPA102、SK6812シリーズなど10種以上で、既存のSPI方式LEDテープとの組み合わせやすさに配慮しています。BC-204は4出力で7A×4CH(7.5Aヒューズ内蔵)、RGBは最大680画素×4CH、RGBWは512画素×4CHを制御可能で、サイズは166×110×31mm、総重量510gです。
上位機のBC-216は16出力で3A×16CH(5Aヒューズ内蔵)、RGBは340画素×16CH、RGBWは256画素×16CHを制御できます。DMX512出力はBC-204が1ポート(512ch)、BC-216が2ポート(2×512ch)で、演出設備との連携を意識した仕様です。DIPプラグイン設計により、配線ミスによるショートやIC故障時も部品交換での修復がしやすいとしています。
また、同社はLEDテープ制御機器の常時保守パーツ在庫と、ショートやIC故障に対応するサポート体制を整える方針です。正規代理店として取り扱う照明制御ソフト「MADRIX」やVJソフト「resolume」との連携も見込み、商業施設やイベント空間での細やかな光演出ニーズを取り込めるかが今後の焦点となります。
【商品情報】
BC-204 4出力/RGB:680画素×4CH RGBW:512画素×4CH 税別79,800円
BC-216 16出力/RGB:340画素×16CH RGBW:256画素×16CH 税別148,000円
動作電圧 DC5〜24V/入力プロトコル ArtNet/出力 DMX512(1〜2ポート)
source: PR TIMES
