不動産クラウドファンディングサービス「らくたま」の運用残高(優先出資のみ)が、2025年1月の4億円から12月末には25億円に達する見込みで、1年で約6倍、10月の12億円からわずか2カ月で2倍に拡大する見通しです。あわせて、投資家資産を守る独自制度「投資家プロテクトルール」の運用状況を開示し、透明性と資産保全体制を強化します。

同サービスは、2026年以降の募集規模を月2~3億円、年間24~36億円程度とする計画で、利回り水準は年6%前後を基本とする方針です。現在募集中の第33号ファンドは特別条件の利回りとしており、通常案件との差別化を図っています。不動産クラウドファンディングは、少額から不動産投資ができる一方、事業者破綻や償還遅延リスクが指摘されており、投資家保護の仕組みが重要になっています。

らくたまは、運用中の優先出資残高に対して25%以上の償還用リザーブ資金を常時確保する「25%ルール」を採用しています。12月末時点では、優先出資残高25億円に対し必要額6.25億円に対し、実際には10億円超(基準の約1.6倍)をリザーブとして保有し、通常の運転資金と分離したうえで定期預金など安全性と流動性を両立する形で管理しています。

今後は、2026年3月末までを目途にリザーブ資金のエビデンス(裏付け資料)の公開を進めるほか、時価総額約150億円とする保有不動産のうち上位5物件について外部鑑定評価書を取得し、公表する計画です。自主的な情報開示を拡充することで、規制整備前の段階から投資家保護を前提とした市場づくりを進められるかが注目されます。

【商品・キャンペーン情報】

らくたま33号ファンド募集期間:2025年12月17日まで

X’mas感謝祭:デジタルギフト総額400万円、グッズ250個、想定利回り10%ファンド優先参加権など

らくたま公式サイト:https://rakutama.jp

source: PR TIMES

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