中国銀行は、スマートフォン向け「ちゅうぎんアプリ」での投資信託・NISA取引について、当日分の購入・解約(取消含む)の申込受付時間を30分延長し、平日15時から15時30分までに拡大します。開始日は2025年12月14日(日)で、アプリ経由の取引に限定されます。
取引時間の延長により、投資家は株式や債券など市場の値動きを従来より長く確認したうえで、その日の基準価額に連動する投資信託の取引判断がしやすくなります。これまで「15時を過ぎて当日分の申込みに間に合わない」といったケースを減らし、仕事などで日中の時間が取りにくい利用者にも対応する狙いがあります。
ちゅうぎんアプリ経由の投資信託・NISA取引では、窓口購入と比べて購入手数料が20%割引となるほか、スマートフォンでの操作により場所や時間を選ばず取引でき、取引帳票も紙ではなくアプリ上で5年間閲覧できます。一方で、投資信託は預金ではなく、価格変動や為替変動により元本割れのリスクがある金融商品であり、3.3%を上限とする申込手数料や年率2.42%を上限とする信託報酬など各種コストが発生します。損益はすべて投資家が負担し、商品の内容やリスクは目論見書で確認する必要があります。
中国銀行は、アプリ機能の拡充を通じて利用者の資産形成を後押しするとしており、今後も追加機能の導入を検討するとみられます。地方銀行によるデジタル投資サービスの利便性向上の動きが、他行にも広がるかが注目されます。
【サービス情報】
ちゅうぎんアプリ 投資信託・NISA当日申込受付時間:平日15:30まで(従来15:00まで)
取扱商品:投資信託・NISA口座対象商品
運営:株式会社 中国銀行(登録金融機関:中国財務局長(登金)第2号)
source: PR TIMES
