2025年に全国で発行されたプレミアム商品券625件を対象にした調査で、平均プレミアム率は29%、最大は鹿児島県南九州市の900%だった。発行形態は紙のみ、または紙とデジタル併用が73.3%で、デジタル発行は44.3%に達しつつも紙が主流という実態が出た。調査は各発行主体のサイト情報を目視で確認し、ポイント還元型などは除外して集計した。デジタル商品券はプレミアム率20〜29%が62.8%と最多で平均24.1%だった一方、紙は平均31.5%で、50%以上の高プレミアムは12.4%(デジタル5.6%)と高めだった。販売単価は1口1万円が54.7%、5,000円が31.2%で、デジタルでは1,000円から購入できる例が9.6%あった。今後は、利便性や運用負担の軽減を背景にデジタル比率を高めつつ、利用者層に合わせ紙併用を続ける自治体運用が広がりそうです。

source: PR TIMES

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