生成AI搭載の翻訳支援ツール「ヤラク翻訳」を提供する八楽株式会社(東京都渋谷区)は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022」の認証更新審査を2025年11月に完了しました。2022年12月22日の初回認証取得から3年目の更新で、認証書番号はIS778669です。
同社の認証登録範囲は、多言語コミュニケーションツールの企画・開発および関連サービスの提供全般です。生成AIや機械翻訳を活用する「ヤラク翻訳」は、企業の機密情報や個人情報を扱うことが多く、情報漏えいリスクへの対策が求められています。今回の更新により、機密性・完全性・可用性の3要素を満たす管理体制が、国際規格に沿って運用・改善されていることが第三者機関により確認された形です。
ISMS認証は、企業が情報資産のリスクを洗い出し、ルール整備やアクセス制御、教育・訓練などを継続的に行っているかを評価する制度です。SaaS型の翻訳支援ツール市場では、取引先の選定条件としてISO27001取得を求める企業も増えており、今回の更新は同社サービスの信頼性向上につながるとみられます。
今後は、生成AI技術の急速な進化に伴う新たなセキュリティリスクへの対応や、法規制の変化を踏まえた運用見直しが継続的な課題となります。八楽がISMS運用をどこまで実務に落とし込み、利用企業の安心感につなげられるかが、サービス拡大の鍵になりそうです。
【サービス情報】
ヤラク翻訳 公式サイト https://www.yaraku.com
source: PR TIMES
