生成AIによる偽情報を見抜く国際大会「GenAsia 2025(ユースファクトチェック選手権)」世界大会が12月13日、オンラインで開かれ、日本代表「YAYO-SAN」(北海道大学・札幌大谷大学)が優勝しました。日本、台湾、タイ、モンゴル、インドの各国予選を勝ち抜いた計24チームが参加し、検証スピードと正確性を競いました。
競技では、ディープフェイク画像や災害時に拡散するデマなどを題材に、検索エンジンや画像解析ツールで根拠を突き止める力が問われました。例として「英国王が米大統領にゴルフ対決を挑んだ」という偽ニュース画像の改ざん箇所の特定や、動画生成AIで作られたとみられる映像を物理法則の破綻などから判別する問題が出題されています。
順位は2〜4位を台湾勢が占め、日本勢は5位に「TDU」(東京大学・米ミネルバ大学)も入賞。上位チームには賞金総額30万円の副賞が用意されました。主催側は2026年に参加国拡大を掲げ、より大規模な開催を目指すとしています。
【大会情報】
大会名:GenAsia Challenge 2025(ユースファクトチェック選手権 世界大会)
開催日:2025年12月13日
形式:オンライン(Zoom、検証プラットフォーム)
公式サイト:https://www.genasiachallenge.com/jp
source: PR TIMES
