売れるネット広告社グループの連結子会社・売れる越境EC社は12月18日、日本企業の米国D2C進出を支援する「業種別×1社単独カスタム視察ツアー」を始めました。料金は1社1日10万円からで、渡航・移動などの実費は別です。視察対象はロサンゼルス全域やオレンジカウンティ、サンフランシスコ、ラスベガスなど米国西海岸を想定します。米国EC市場は年間1兆ドル超で、年平均成長率は9〜12%とされる一方、机上調査だけでは販路や価格帯の実態を掴みにくい点が課題です。同社は小売・飲食・EC・卸の現地ネットワークを使い、業種別に訪問先を設計し、店舗の棚割りや陳列、価格帯を「バイヤー視点」で確認できるようにします。現地起業家や小売店オーナーへのヒアリング調整、撮影許可が得られた店舗の写真データ提供も行い、帰国後の戦略立案に使える材料を揃えるとしています。今後は提供数の拡大とテンプレート化を進め、2026年度上期中に複数社向けの提供インフラ構築を目指す方針です。

source: PR TIMES

Share.