川崎キングスカイフロント東急REIホテル(川崎市川崎区殿町)は、2025年12月25日まで、端材や廃材を活用したサステナブルクリスマスツリーをフロントロビー(1階)と5階レストラン出入口に設置しています。長さの異なる144枚の木の板を重ねた高さ非公表のツリーで、廃材木材とバイオプラスチックを組み合わせた独自の装飾が特徴です。

同ホテルは、廃プラスチック由来の水素を燃料とする発電を採用した「水素ホテル」として開業しており、環境配慮を打ち出した取り組みを継続してきました。今回のツリーは、展示会やイベントを手がける昭栄美術が2024年に社内プロジェクトで制作したサステナブルツリーをベースに、ホテルのブルックリンテイストの内装に合わせてナチュラルな色味にアレンジしたものです。

木の板は一枚ずつ手作業で加工され、廃材ならではの木目や色合いの違いを生かしたデザインになっています。頂部の“トップスノー”には、バイオプラスチック製の3Dプリンター造形を採用し、透明タイプと木粉を混ぜたナチュラルタイプの2種類を使用することで、異なる光の透過と質感を演出しています。

同ホテルは、水素利用と廃材活用という二つの環境配慮の取り組みをクリスマス装飾でも可視化し、宿泊客やレストラン利用者にサステナビリティを身近に感じてもらう狙いです。今後もホテル業界では、装飾やイベントを通じた環境配慮の発信がどこまで浸透するかが注目されます。

【イベント情報】

川崎キングスカイフロント東急REIホテル

住所:神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-11

電話:044-280-1090

サステナブルクリスマスツリー展示期間:2025年12月25日まで

source: PR TIMES

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