三重県御浜町の尾呂志地区を再現したVRChatワールド「バーチャル尾呂志」が、公開後約1カ月で延べ8,000人の来場を記録しました。来場者数はVRChatの訪問ログを2025年10月23日~11月23日に集計したもので、町の人口約7,700人と同規模に達しています。米の生産から製粉、米粉パン作りまでを一貫してVRで学べる点が特徴です。健康志向やグルテンフリーの広がりで米粉への関心が高まる一方、「使い方が分からない」層にゲーム形式の学習体験が届いたことが集客要因とされています。ワールド内では棚田での田植え機操作や、収穫米が粉になる工程の可視化、材料を混ぜて焼くミニゲームを実装し、地域の自然現象「風伝おろし」も再現しました。農林水産省の令和6年度「米・米粉消費拡大対策事業」に採択されたデジタル食育モデルとして、今後は町内施設でのVR体験会と試食、学校の食育授業や移住PRへの活用を進め、デジタルからリアルへの送客につなげる方針です。

【商品情報】

名称:バーチャル尾呂志(Virtual Oroshi)

プラットフォーム:VRChat(PC/MetaQuest/iOS/android対応)

利用料:無料

公式サイト:https://kome.kokoterrace.com/

source: PR TIMES

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