DataHax株式会社（東京都新宿区）は12月22日、AIカメラを用いた道路交通向け「車番調査キット」の提供開始を発表しました。既設の照明設備（街路灯など）からバッテリーを介して充電し、照明が点灯する時間帯に蓄電、日中はバッテリー電力で動かす設計で、24時間の連続調査を想定します。構成はサーバーボックス、カメラ、赤外線投光器、バッテリーで、夜間撮影を赤外線投光器で補助します。車番調査は交差点・主要路線の交通実態把握や工事・イベント時の影響把握、施策前後の効果検証などに使われますが、現場では電源確保や夜間撮影、設置物の制約が運用上の課題になりやすいといいます。本キットは既設設備の活用に加え、必要に応じて仮設ポール設置にも対応し、設置場所の自由度を広げます。車番情報の取り扱いは、関係法令やガイドラインに沿ってアクセス制御、保存期間設定、マスキングなどの運用設計を前提としています。今後は現地設置から運用、解析までを要件に合わせて支援し、構成提案や設置計画にも対応するとしています。
source: PR TIMES