日本ゴールボール協会は、2028年ロサンゼルス、2032年ブリスベン両パラリンピックでの競技力向上を見据え、ナショナルチームを統括するハイパフォーマンスディレクター(HPD)を男女各1名、計2名募集します。契約期間は2026年4月1日から2027年3月31日までで、応募締切は2025年12月22日12時です。
HPDは監督とは別の立場で、戦略・連携・財務・人事・マーケティングを横断的に統括し、中長期の強化戦略の策定と実行、科学的支援体制の構築を担います。具体的には、強化プランの作成と評価、選手育成の道筋づくり、強化予算の優先順位付けや助成金戦略、スタッフ評価制度の設計、協賛獲得やPR戦略などを分野横断で進めます。
応募には大学卒業相当の知識、組織運営や人材マネジメント、予算管理の経験、基本的なITスキルが必須とされ、スポーツマネジメントやスポーツ科学などの専門知識、ナショナルチーム等での強化マネジメント経験、データ分析に基づく意思決定経験があれば望ましいとしています。業務委託契約で、活動時間は月約80時間、活動日数は年間約240日を目安とし、報酬は日本パラスポーツ協会の事業枠から経験・職責を考慮して決定されます。
選考は書類と面接で行われ、戦略立案力やデータ分析力、広報戦略の実行力、倫理性などを基準に評価し、最終候補者は理事会承認で決定されます。協会は、専門的マネジメント人材の登用により、競技力向上とともにゴールボールの社会的認知拡大や持続可能な強化体制づくりが進むと期待されます。
source: PR TIMES
