日本システム技術(大阪市北区)で従業員持株会の加入率が、2024年6月の20.52%から2025年12月に27.47%へ上昇し、1年半で33%増となりました。物価上昇が続く中、給与天引きで自社株を購入できる制度を軸に、従業員の資産形成を後押しした結果です。背景には、同社の加入率が東証上場企業の平均37.82%(2023年度調査)を下回っていたことがあり、制度を人的資本経営のKPIとしてテコ入れしました。具体策は拠出上限口数の引き上げ、加入促進のキャンペーン奨励金、金融リテラシー(お金の知識)の向上策です。2025年6月と12月には証券会社と説明会を開き、住宅・教育・老後資金や物価上昇の影響、新NISAなどを扱い、オンデマンドでも共有しました。今後も同社は金融教育と制度運用を継続し、従業員の経済的安心と企業価値向上の両立を図ります。
【関連情報】
従業員持株会 加入率:2024年6月20.52%→2025年12月27.47%
東証上場企業の従業員持株会 平均加入率:37.82%(2023年度)
持株会奨励金:拠出額の10%
ライフプラン説明会:2025年6月・12月(証券会社と共催)
source: PR TIMES
