子どもの虐待防止と人権啓発に取り組む日本マネジメント総合研究所合同会社(東京都港区)は、「子どもの人権と虐待防止への取組み:『毒親』との50年の実体験と愛をもって毒を制する取組み」と題した新たな指導メニューの提供を始めました。少子高齢化が進む日本で、親による支配や虐待が将来の社会的損失につながりかねないとの問題意識から企画されたものです。

指導を担当するのは、約50年にわたり「毒親」からの被害を受けてきたという同社会長の戸村智憲氏で、講演・セミナー・研修・パネルディスカッション・トークショーなど多様な形式に対応します。内容は、「それって、親から子への虐待なんだよ」といった気付きの促しや、こども家庭庁が定義する4種類の児童虐待の解説、「条件付き愛情」「機能不全家族」「共依存」など専門用語をかみ砕いて説明する構成です。

加えて、虐待を受けた子どもが生涯にわたり抱えやすい「後遺症」や、虐待をする親自身も過去に虐待被害者である可能性など、世代間連鎖の視点も盛り込みます。被害を受けた子どもが「距離を置く」「ダメージを減らす」「外部の視点を入れる」といった3つの対応策を取る重要性を説明し、地域社会には、児童相談所などへの「通報」だけでなく、「ご連絡」「ご報告」といった形で関与する方法を提示します。相談先の案内も含め、具体的な支援行動につなげることを重視しているのが特徴です。

同社は、こうした取り組みを「毒親ラボ」として体系化しており、社会状況や研究成果の変化に合わせて指導内容を随時改訂していく考えです。今後は、自治体や教育現場、企業研修などへの導入を通じて、「うっかり毒親化」を防ぎつつ、子どもの人権と多様性を尊重する家庭・地域づくりへの貢献が期待されます。

【指導・プログラム情報】

指導メニュー名 子どもの人権と虐待防止への取組み:『毒親』との50年の実体験と愛をもって毒を制する取組み

指導者 戸村智憲(日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長)

毒親ラボ概要 https://www.jmri.co.jp/ToxicParentsLabo.html

講演ラインナップ https://www.jmri.co.jp/lecformance.html

依頼・相談フォーム https://www.jmri.co.jp/contact2.html

source: PR TIMES

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