株式会社日本レーザー(東京都新宿区)は、スウェーデンKEMTRAK社製のインライン式UV/DUVプロセス分光光度計「Kemtrak UV Spectra Process Analyzer」の国内取り扱いを2025年12月3日から開始し、190〜440nmの深紫外(DUV)を含む測定でDNA・RNA・タンパク質を工程中にリアルタイム監視できるとした。最大10波長を選べるマルチウェーブレングス測定により、バイオ分子の濃度変化を追跡し、研究開発から製造までの品質管理とプロセス最適化に活用を見込む。深紫外対応の光源は水銀フリーで長時間連続運転を想定し、ステンレス製測定セルやIP65/69対応筐体で製造現場での耐環境性を高めた。接続面ではEtherNet/IP、PROFINET、Modbus TCP/IPなどに対応し、既存のプロセスシステムへ組み込みやすい設計という。用途はクロマトグラフィー工程のインラインUVモニタリングやバイオ医薬品製造の分光分析などを想定し、今後は導入相談を通じて現場適用の拡大が進む可能性がある。
【商品情報】
Kemtrak UV Spectra Process Analyzer(インライン式UV/DUVプロセス分光光度計)
詳細 https://www.japanlaser.co.jp/20251203news_kemtrak/
source: PR TIMES
