富裕層向けに仕える執事を育成する日本執事協会付属「日本執事学校」が、2026年1月9日~3月27日に開講する第3期プログラムの受講生20人の募集を始めました。全12回のオンライン講座で、全回受講料は税別29万円、単発受講は1回あたり税別2万9,000円です。授業は毎週金曜21時~22時30分、Zoomで全国から受講できます。
応募資格は20歳以上・男女不問で、定員に達し次第締め切ります。カリキュラムは「基礎人格」「執事史」「富裕層顧客対応コミュニケーション」「国別富裕層概論」など12テーマで構成され、英国由来の執事文化から国際儀礼、英語表現までをカバーします。講師は現役執事で、実際の現場事例を用いて、好まれる話し方や距離感の取り方、信頼構築のプロセスなどを演習形式で学びます。
実務面では、姿勢や歩行などの基本所作、テーブルサービング、ワイン・紅茶の扱い方に加え、ホテル・レストラン・旅行といった手配業務、邸宅設備管理や業者との折衝、守秘義務とコンプライアンス、感情労働のセルフマネジメントまでを扱います。富裕層サービス人材の需要が高まるなか、体系的な教育機関が少ない分野であり、本講座が専門職としての「執事」の裾野拡大と職能の可視化につながるかが注目されます。
【講座情報】
日本執事学校 第3期プログラム
期間:2026年1月9日~3月27日
形式:オンライン(Zoom)/毎週金曜21:00~22:30
受講料:全12回 290,000円(税抜)、単発 29,000円(税抜)
source: PR TIMES
