パナソニック コネクトの「顔認証SDK」が、日立製作所の指静脈認証管理システムに採用され、PCやタブレットのログインに顔認証が追加されました。顔認証の導入により、離席時の自動ロック（離席ロック）や、第三者のなりすましを検知する機能も搭載し、利便性と安全性の両立を狙います。
顔認証SDKは、事業者が開発する上位システムやアプリへ組み込みやすいソフトウェア開発キットで、パナソニック コネクトはPCログオンなどデバイス認証領域で35万ライセンス以上を提供した実績があるとしています（2025年11月時点、同社調べ）。精度面では、NISTの顔認証評価（FRTE）で1:1のMugshot条件において他人受入率10万分の1で世界1位（2022年11月公表）を得たほか、1:Nでも160万人規模登録の評価で2カテゴリー世界1位（2024年3月公表）としています。
今後は、指静脈など既存手段に顔認証を組み合わせた多要素認証の需要拡大を背景に、官公庁・医療・金融など高セキュリティ領域での導入が進むかが焦点です。
【商品情報】
顔認証SDK 製品サイト https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/facial-recognition/facial-recognition-sdk
日立製作所 発表情報 https://www.hitachi.co.jp/Div/jkk/press/news/251217.html
source: PR TIMES