札幌市南区・定山渓温泉の章月グランドホテル(客室数50室)は、2025年12月から冬季限定会席「冬の金の月」の提供を始めました。魚料理にイセエビを一尾まるごと使った「ジャパニーズ・テルミドール」を採用し、メインのご飯には5種類の手毬寿司をそろえるなど、冬の宿泊需要に向けて料理内容を強化しています。
同ホテルのテルミドールは、フランス料理のエビグラタンを和風にアレンジしたもので、ソースに酒粕と白味噌を使い、温泉旅館らしい味わいに仕立てたのが特徴です。会席全体も旬の食材を中心とした構成とし、冬の山あいの景色に合わせた「金の月」をテーマに盛り付けや器選びを行っているとしています。
章月グランドホテルは、野口観光マネジメント株式会社が運営する温泉宿の一つで、定山渓温泉東3丁目の渓谷沿いに立地します。ラウンジでは時間帯ごとに内容が変わる蜂蜜バイキングや、湯上がりビール、夜のスイーツサービスを用意し、滞在中の飲食体験を充実させていることも特徴です。北海道内のスキーや札幌観光と組み合わせた宿泊も想定しており、冬の観光シーズンの需要取り込みを図ります。
今後は、冬メニューの反応を見ながら次シーズン以降の内容を調整するとみられ、季節ごとのテーマ性と高付加価値な料理を打ち出すことで、家族旅行や記念日利用など幅広い客層の獲得がどこまで進むかが注目されます。
【宿泊・プラン情報】
札幌・定山渓温泉 章月グランドホテル
住所 北海道札幌市南区定山渓温泉東3-239
公式サイト https://www.shogetsugrand.com/
source: PR TIMES