東京女子大学とジェイアール東日本都市開発は、産学連携プログラムの成果発表の場として「西荻高架下 OPEN LABO マルシェ」を開催します。会場はJR西荻窪駅近くの「西荻高架下」エリアで、学生によるワークショップや地域交流企画、モルック体験などを通じて、地域課題の解決につながるアイデアを来場者に提示します。

両者は2024年度から産学連携協定を結び、実際のまちを舞台にした実践型プログラムを展開しています。学生はフィールドワークを通じて住民や事業者の声を集め、にぎわいづくりや子育て支援、高架下空間の活用などのテーマで仮説検証を行ってきました。今回のマルシェでは、そのプロセスで得られた知見を生かした企画を出展し、来場者からのフィードバックを集めることで、施策の実効性をさらに高める狙いがあります。

高架下開発を手がけるジェイアール東日本都市開発は、鉄道インフラの下にある遊休空間を地域密着型の商業や交流の場として再生しており、西荻エリアもその一つです。大学側にとっては、学生がリアルな都市課題に触れ、課題発見力や提案力を養う教育機会となります。今後は、マルシェで得たデータや意見をもとに、常設イベントや新たな店舗・サービスの企画につなげる可能性もあり、産学と地域が三位一体となった継続的なまちづくりのモデルケースとなるかが注目されます。

【イベント情報】

西荻高架下 OPEN LABO マルシェ

会場:西荻高架下周辺(JR西荻窪駅付近)

source: PR TIMES

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