東京都は、都内の空き家活用を促進するため「空き家リノベーションコンテスト2025」を実施し、2025年12月19日(金)まで応募作品を受け付けます。募集は、実際に改修を終えた事例を対象とする「ベストプラクティス部門」と、これから実施したい企画を募る「リノベアイデア部門」の2部門で行われます。

応募対象は、空き家となっている建築物の所有者や賃貸借人、設計者、施工者などの民間事業者等で、国および地方公共団体は対象外です。各部門ごとに最優秀賞1件、優秀賞1件程度を選び、受賞者には表彰状と副賞が授与されます。受賞作品は東京都のホームページや都主催イベントで紹介され、空き家活用の具体的なモデルとして広く共有される予定です。

応募受付は2025年10月30日(木)から同年12月19日(金)までで、2026年2月上旬に書類審査による一次選考が行われます。公開での最終審査と表彰式は2026年2月17日(火)に予定されています。審査基準や応募要件は、コンテストの各部門ごとの募集要項で詳細が示されています。

リノベアイデア部門の受賞作のうち、都が定める条件を満たすものには、改修費などへの補助金が交付される仕組みも用意されています。空き家を地域資源として捉え直す動きが進む中、このコンテストが実際の改修事例と実現可能なアイデアを掘り起こし、今後の空き家活用策の拡大につながるかが注目されます。

【コンテスト情報】

空き家リノベーションコンテスト2025運営事務局(株式会社スケール内)

電話 03-6826-0796(平日10:00~17:00)

メール akiya_contest2025@scale.co.jp

source: PR TIMES

Share.