渋谷駅前の公共空間で展開するアーティスト公募企画「TYPELESS Vol.3」で、掲出作品を制作するアーティスト4人が決まりました。作品は2026年2月に公開予定で、掲出場所は渋谷駅マークシティ前の8本の柱です。選考は過去最多の応募から行われ、各作家の掲出箇所や作品点数は後日公表されます。
同企画は、落書きやステッカーによる景観悪化への対処、再開発期の駅前に文化的なにぎわいを生むこと、アーティストの挑戦機会の創出を目的に、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメントが実施しています。2023年度と2024年度に2回行われ、今回は3回目。Vol.1の掲出は2024年3月に始まり、2026年2月まで公開予定とされています。
選出されたのは、ろうけつ染めで「Chill」を主題に風景を描く片山穣、共存と調和を「象徴的抽象」で構成するMarino Funahashi、光を再構築する手法「メディア・パラドックス」で制作する三澤亮介、陰と陽の感情を交錯させる「Melancomic」な絵画を探究する八木宇気の4名です。絵画やインスタレーションなど多様な表現で、駅前の都市空間に新たな視点をもたらします。
公開時期は変更の可能性があり、今後は各柱の割り当てや作品点数、会期運用の詳細が示される見通しです。通行量の多い駅前でのパブリックアートは、景観改善や回遊性向上に資する一方、保全や鑑賞動線の設計が課題となります。制作と設置の進捗、運用の具体化が注目されます。
【イベント情報】
公開予定 2026年2月
場所 渋谷駅マークシティ前(東京都渋谷区)
主催 一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント
公式サイト https://shibuyaplusfun.com/
運営パートナー Embedded Blue Inc. 公式サイト https://www.embeddedblue.com/
問い合わせ shibuyaplusfan.art@typeless.jp
source: PR TIMES
