湘南美容クリニックで皮膚科全体統括を務める西川礼華医師は、2025年12月14〜16日に香港で開かれた国際医学会「AMSC Asia 2025」で、色素性病変(シミなど)の治療に関するレーザー研究を発表しました。同医師は学術プログラム構成に関わるScientific Directorも担いました。発表は、532ナノメートル(nm)の波長レーザーで照射エネルギーを自動制御する技術に焦点を当て、出力の均一化と照射精度向上により、治療効果の安定と肌負担の軽減につながる可能性を臨床データに基づき示した内容です。術者間のばらつきを抑え、再現性の高い治療提供に寄与する点も利点として示唆されました。AMSCは30カ国以上の医療従事者が参加する国際会議で、同研究は安全性と効率性の向上に関する示唆として関心を集めたといいます。今後は国際学会での知見共有や海外機関との交流を通じ、技術検証と標準化が進むかが焦点になります。
【イベント情報】
AMSC Asia 2025
会場 Hong Kong Convention & Exhibition Center(HKCEC)
日程 2025年12月14日(日)〜12月16日(火)
公式サイト https://amsc.com.hk/
source: PR TIMES
