和歌山県白浜町のオンラインコミュニティ「シラハマニア」の登録者が、2025年12月上旬時点で500人を超えました。開設から約8カ月での到達で、運営を担う白浜町DAOマネージャー・ゆうとさんは、コミュニティ公開1周年となる2026年4月までに登録者1000人を目指すとしています。
シラハマニアは2025年4月にスタートした白浜ファン向けのデジタルコミュニティで、LINEオープンチャットを中心に運営されています。5月には観光・イベント・暮らしの情報を扱うウェブメディアも開設され、一般的な旅行サイトでは拾いきれない地域の最新情報を発信。さらに、町内のワーケーション環境を調査するなど、参加者が主体となるプロジェクトも進行中です。
成長の背景には、「参加すると何が得られるか」「地域の課題にどう役立つか」を地道に説明し続けた運営方針があります。コミュニティ内では、旅行者の「子ども用下着の購入場所」を尋ねる投稿に対し、地元住民から具体的な店名情報が即座に集まるなど、管理者に依存しない助け合いの輪が生まれています。
現在は町内外の事業者や団体から連携の打診が増え、白浜町の情報発信や地域活性化のパートナーとしての役割が拡大しています。今後は、コミュニティと連動したウェブメディアの強化に加え、定期的なオフライン交流会の開催を計画。オンラインで育まれた関係性をリアルな場へ広げることで、関係人口の拡大と地域課題の解決につなげられるかが注目されます。
【コミュニティ情報】
白浜町公認コミュニティ「シラハマニア」参加用LINEオープンチャット
Webメディア「シラハマニア」白浜の観光・イベント・暮らし情報サイト
source: PR TIMES
