実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』(23分)が、2025年12月からAmazonプライム・ビデオで配信開始しました。ショート映画配信サービス「SAMANSA」での告知動画が716万回再生、コメント約2,200件を集めた反響を受け、U-NEXTなど複数プラットフォームでも順次配信されます。

作品は、同じセリフの会話が5人の生徒それぞれの家庭で繰り返される構成で、「ねぇ」「なに」「あした、授業参観いくから」などのやり取りを通じて、家庭ごとの親子関係の違いを描きます。2021年の公開後、全国のミニシアターで単独上映され、「短編なのに濃密」と口コミで広がり、リピーターが続出しました。2025年秋の第14回茅ヶ崎映画祭ではオープニング作品に選ばれ、脚本・演技ワークショップも併催されています。

主演は『ハッシュ!』で複数の主演女優賞を受賞した片岡礼子。中学英語教師・坂口則子を演じ、いじめに苦しむ生徒や多様な家庭事情と向き合う姿が描かれます。Japan Film Festival Los Angeles 2022で最優秀脚本賞を受賞した脚本は、『幸福のスイッチ』などで知られる安田真奈監督が手がけました。

SNSでは、いじめられている息子の授業参観に来た父親が、いじめっ子や黙認していた教師に怒りをぶつけるシーンが「こんな親父がほしい」と支持され、いじめ問題や親子関係を語り合うきっかけにもなっています。今後、複数の配信サービスで視聴機会が広がることで、家庭や学校での対話にどこまでつながるかが注目されます。

【作品情報】

タイトル あした、授業参観いくから。

配信開始 2025年12月〜(Amazonプライム・ビデオ、他は順次)

尺/レーティング 23分/G

予告編 https://youtu.be/TmFL4hTR2R8

Amazon作品ページ https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0FW9LC7MH

source: PR TIMES

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