福井県美浜町の三方五湖で、2026年1~2月の指定8日間にわたり「冬限定・野鳥観察クルーズ」が行われます。各回10時15分出航で所要約90分、料金は大人3,800円、小人1,900円、定員は小学生以上20人の事前予約制です。エンジン音のない電動遊覧船を使い、日本野鳥の会会員による解説付きで、オオバンやマガモ、カンムリカイツブリなど多様な冬鳥を観察します。

会場は三方五湖観光の拠点施設「美浜町レイクセンター」で、出航前に双眼鏡の使い方や観察予定の鳥の特徴を説明します。クルーズ時間は約75分で、湖面から水鳥の採食や求愛行動などを狙います。双眼鏡は無料貸し出しのため、初心者や家族連れでも手ぶらで参加できる構成です。

冬の三方五湖は国内有数の水鳥の渡来地として知られ、ウミネコ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミサゴなど、多彩な野鳥が飛来します。今回のクルーズは、2023年開業の美浜町レイクセンターによる自然体験メニューの一つで、エコツーリズムや写真撮影を目的とした旅行者も想定しています。天候や潮位によってコース変更や欠航の可能性があり、その場合は約60分の室内観察会に切り替え、大人1,800円、小人900円で実施します。

美浜町では、冬の湖と野鳥観察を組み合わせた体験を通じ、観光と環境保全意識の向上の両立を狙うとみられます。今後の参加状況次第では、開催日程の拡充や他シーズンへの自然観察プログラム展開が注目されます。

【イベント情報】

野鳥観察クルーズ(冬限定)

会場 美浜町レイクセンター(福井県三方郡美浜町早瀬24-4-1)

開催日 2026年1月10日・18日・31日/2月7日・15日・22日・28日

時間 各回10:15~11:45

申込 専用フォームから事前予約制

source: PR TIMES

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