広島県福山市で12月、子どものサイズアウト衣料を次の家庭へ引き継ぐ「瀬戸内ふくめぐりプロジェクト」が動き出し、第1弾として『こども愛着シェアクローゼット』を市内5カ所に順次設置する。試験運用を兼ねたお披露目会は12月21日11:00〜11:45にiti SETOUCHI(福山市西町1-1-1)で行う。背景には、EUで売れ残り衣料の廃棄禁止などサステナブル化が進む一方、廃棄抑制が生産量減=売上減につながり得るという産地の課題がある。同プロジェクトは、服への「愛着」を再確認して手放し方を見直すことで使用期間を延ばす「感情的耐久性」の延伸と、福山市内の繊維関連企業の技術を可視化して協業を促す狙いを掲げる。引き取り手がいない衣料は、市内企業が可能な限り再利用・再資源化し処理状況も発信するという。2026年1月中旬には英数学館高等学校と衣料品シェアイベントを予定し、2月初旬に事業結果を公表する見通し。
【イベント情報】
名称:『こども愛着シェアクローゼット』お披露目会(試験運用)
日時:2025年12月21日(日)11:00-11:45
会場:iti SETOUCHI
住所:広島県福山市西町1-1-1
source: PR TIMES
